名酒になれ 464人水くみ 五泉
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背負ってきたプラスチック容器に水を入れてもらう参加者
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寒の入りから九日目にあたる十四日、「寒九の水汲(く)み」(越後泉山会主催)が五泉市で行われ、参加した四百六十四人が菅名岳中腹の「どっぱら清水」を目指して雪の中を歩き、水をくんでふもとまで運んだ。
この行事はこれが十三回目。小寒と大寒のほぼ真ん中にあたるこの日は最も水が澄んでいるとされる。参加者が運んだ水約二万四千リットルは同市の酒造会社が「清酒菅名岳」の仕込み水として使うことになっており、一升瓶で五万―六万本分の清酒となるという。
この日、防寒具と長靴を身につけた参加者らは、白い息を吐きながら、もくもくと片道約三十分の「どっぱら清水」を目指していた。なかには六往復した人もいた。
昨年四月に東京から五泉市に引っ越してきた同市中川新、無職冨所康子さん(53)は「環境の良さを実感する」と話していた。酒造会社の近藤伸一社長(54)は「(参加者が)何らかの形で自然と酒造りにかかわってくれるのがうれしい」と話していた。