新潟県中越地震ボランティア作業レポート

[2004年10月27日〜:新潟県中越地方の被災地区にて]

2004年10月23日17時56分に、新潟県中越地方を震源として発生した震度7の新潟県中越地震で被災された地域の、災害復興ボランティアへの参加レポートです。

【 新潟県中越地震関連の情報へのリンク 】
◆ 新潟県の地震情報ページ:http://www.pref.niigata.jp/content/jishin/jishin_1.html
◆ 新潟県災害救援ボランティア本部:http://www.nponiigata.jp/jishin/

※ 私、宮澤はボランティアの作業をやりつつ、現場での生の情報を知ってもらいたいために、このレポートを作成しています。

【 新潟県中越地震ボランティア作業レポート 】
※ 最新のレポートが上側になるようにしています。
その12 : 2005年4月26日(火)川口町から三条市への資機材積込み、積降ろし作業レポート 
新潟県災害救援ボランティア本部中越センターの資材ベースとして使っていた川口町蒼丘の杜公園の"すぱーく川口"から、災害復旧関連の資機材を三条市のサカタ製作所の倉庫等へ運び出す作業を手伝うというボランティアです。
バケツやスコップ、一輪車など、大量の物資のトラックへの積込みと積降ろし、けっこう疲れましたよ。
三条市のサカタ製作所の倉庫は新潟県初の災害救援用"レスキューストックヤード"になるとのことです。
その11 : 12月18日(土)長岡市での作業レポート 
山古志村の全村民の方々が入居する長岡ニュータウンの仮設住宅での引越し作業ボランティアを行いました。
今回はボランティア仲間のKさん、Yさんといっしょの作業です。
我々が担当したのは長岡ニュータウン陽光台地区に建てられた、山古志村の竹沢地区の方々などが入居する約320戸の仮設住宅です。
敷地内には集会所が3つ、診療所が1つある、とても大きな仮設住宅団地となっています。
後でニュースで見たのですが、この地区の仮設住宅内で理髪店も営業を行っているとのことです。
この日、午後からは冷たい雨が降ってきて、住民の方々からの引越し手伝い依頼を待つというボランティアにはかなり辛い状況でした (^^;

仮設住宅の方々が、来年にはまた美しい山古志村での生活に戻られることを心からお祈りします。
その10 : 12月11日(土)新潟市での募金活動 
新潟市の古町十字路にて佐渡でトキ保護活動をしているメンバー10名ほどによる募金活動を行いました。
私が参加しているNT21の"ときプロジェクト"メンバーが中心です。
地震発生からかなりの時間が経ち、午前中の1時間半だけの活動だったため、募金額は22,767円とそんなには多くなかったですが、皆様の暖かい気持ちを確かに受け取りました。
※ なお本レポートはNPO法人トキの島の中島明夫さんによるものです。
その9 : 12月1日(水)、2日(木)長岡市での作業レポート 
2日間に渡り、長岡駅の操作場跡地(南側)に建てられた仮設住宅での引越し作業ボランティアを行いました。
(ここではいつもの大平さんがボランティアスタッフをしています)
ここの仮設住宅には約450戸の世帯が入居される予定で、12月1日、2日から入居が開始となったものです。
今回の引越し作業ボランティアは、仮設住宅に入居される方々の荷物の搬入を手伝ったり、冷蔵庫や洗濯機などの大きな荷物を地震のために住めなくなった家屋から運んできて、仮設住宅への設置まで手伝うというような作業でした。
1日目は長岡市の高台に造成された高町団地から荷物を運ぶ作業も行いました。
そこの家自体はあまり被害はないのですが、山の斜面近くの土地がひび割れて危険なため、住めなくなった場所です。
2日目は長岡市から山古志村へ通じる道路の途中、蓬平温泉の手前に位置する濁沢地区に行きました。
ここにある大きな家に一人住まいのおばあさんの家から冷蔵庫や洗濯機などを仮設住宅まで運び込む作業です。
濁沢地区は山あいのきれいな川が流れるとても風光明媚な場所なのですが、地震でそこらじゅうで土砂崩れが発生、火事も起こり、とても大きな被害を受けていました。
ここへ行く道路が復旧したのは地震発生から1ヵ月後、先月23日にようやくとのことです。
おばあさんの家も被害が大きく、もはや住める状態ではありませんでした。
できるだけ早く復旧し、元の生活に戻られることを心からお祈りします。
その8 : 11月24日(水)、長岡市での作業レポート 
中越地震発生後、1ヶ月が経ちました。
今回は大平さんといっしょに、久しぶりに長岡市へ行ってみました。
長岡市のボランティアセンター、以前に比べるとずいぶんと落ち着いていました。
平日にはボランティア参加人数がかなり少ないみたいです。
今回の作業は、全国から送られてきた義援物資(衣料品)を、これから仮設住宅に入居する山古志村の被災者の方々向けに整理箱詰めする作業です。
事前にアンケート調査してある各家庭の衣料品希望リストに従って、体育館の中に山積みしてある衣類の山(新品&中古品)から見つけ出し、ダンボールに詰めて送り出すという作業になります。
本日は約100家族分のダンボールを作成、昨日までと合計で約500家族が仮設住宅での暮らしに当座必要とする衣類を箱詰めすることができたとのことです。
実は女性や子供用の衣類は分類が難しくて、けっこう大変でしたよ (^^;
義援物資をお送りして頂いた皆様、どうぞありがとうございました。
その7 : 11月18日(木)、十日町市での作業レポート 
今回はいつものボランティア仲間、大平さん&ユミドンさんと同行、初めて十日町市へ行ってみました。
十日町市の観光施設"十日町キナーレ"にボランティアセンターがあります。
ここは人数が少なく、とっても家族的な雰囲気のボランティアセンターです。
十日町市の市街、見かけは大きな被害はないようですが、家の中とかはまだまだ被害の跡が残っているようですね。
午前は十日町駅近くの民家での障子張替えの作業でした。
78歳のおばあさんが一人住まいの家で、なかなか自分では障子張替えとかの後片付け作業をやる気になれないとのことで、ボランティアを頼んでいるとのことでした。
地震後はしばらくはテント生活、その後埼玉県の息子さんの家に避難、ようやくご自分の家での生活に戻ったとの話です。
障子張替えの作業、全部で4枚でしたが大平さんの指導の元、うまくやれるようになりました。
作業後のおばあさんとの茶飲み話し相手、これも立派なボランティアですね (^_^)
午後の作業は300年も続く旧家で壊れた蔵の収納物の分別、ゴミ処理場への軽トラでの搬出作業でした。
蔵は江戸時代に建てられたもので、冬の運搬用木ぞりとか、風力豆分別機とか、骨董品的な箪笥、長持とか、漆塗りのお椀とか、古い味噌樽とか、、、博物館に置いておきたいような物がいっぱいでしたが、もう置いておく場所がないということで、残念ながらの廃棄処分なのです。
地震は貴重なものを奪ってしまうのですね。。
P.S.
ボランティアからの帰途、とんでもないことをやってしまいました (^^;
詳しくはレポートページで。
その6 : 11月7日(日)、川口町での作業レポート 
新潟県中越地震で被害が大きかった川口町に一般ボランティアとして行ってきました。
今回の同行メンバーは、三条の水害復興ボランティアでいっしょだった亀田町のYさん、その友達の阿賀野市のIさんの女性二人です。
最初の作業は神奈川県厚木市から"ユニック"(クレーン付トラック)に乗ってやってきたYさんと共に、ポータブルトイレ64個を町役場からボランティアセンターにピストン輸送する作業でした。(3往復しました)
11時過ぎには本運搬作業を終え、次の作業依頼を待ちます。(実はあまり仕事がないんです。。)
次の作業として、女性二人には近くへの避難所へ洗剤を届ける仕事が入りました。
私は更に待っていると、緊急の作業依頼が入り、地震被害のとても大きかった山あいの小高集落で、土砂崩れで川に落ちそうになっている農作業小屋から農作業用機械(ポンプ、コンプレッサーなど)を運び出すというものでした。
先ほどの厚木市のYさん、地元小出町の若者2人と供に作業を行いました。
重い農作業機械の運び出し、Yさんのユニックが大活躍でしたよ。
私以外のメンバーは、こういう作業が手馴れているようで、頼もしい限りでした。
川口町の山の斜面、ほとんど全てで土砂崩れがおきているようです。
山あいの道路は損傷が激しいです。田んぼにも大きな地割れが入っています。
川には小さな天然のダムができていました。
雪が積もる前に早く復旧しなければ、山村での冬の生活が危うい状況のようです。
その5 : 11月3日(水)、長岡市の避難所での作業レポート 
今回は友人の遠藤さんといっしょに長岡市のボランティアセンター(社会福祉センター)に行き、避難所での支援作業ボランティアを行いました。
ボランティアセンターでのボランティア要員のマッチング時に"3人の方募集"に手を上げたのですが、何と偶然にも1週間前に行って来た新潟大学付属小中学校の担当になったのでした (^_^;)
栃木県から車で来た方、長岡高専の学生さんといっしょに4人のメンバーでの活動です。
(午後からはもう3人が加わり7人での活動になりました)
ここの避難所の方々はすでに自宅に戻った方が多く、人数が数十名と少なくなったため、小学校、幼稚園の避難所を閉鎖し、中学校の体育館に統合するというということです。
今まで避難所として使っていた小学校の体育館の後片付けということで、物資の移動と清掃作業がメインの作業でした。
けっこう重い物の移動が多くて、かなりの肉体労働でしたよ (^^;
作業終了後に長岡でも被害が大きかった山側の悠久山、長岡高専近辺を見てきましたが、家屋や道路の損傷、かなり激しかったです。
その4 : 11月1日(月)、川口町と小千谷市での作業レポート 
今回は地震の被災者に民主党新潟県支部に全国から集まってきた救援物資を届ける物資運搬のボランティア活動です。
新潟県議の佐藤信幸さん、大渕健さんと共に、学生2名(高校生、高専生)を含めた計6名で3台の車に毛布や桐板、水、カセットコンロのボンベなどの救援物資を満載し、中越地震で震度7を記録して被害がとても大きかった川口町と、小千谷市の山間部へ行ってきました。
とにかく道路の被害の大きさにビックリです!
また山崩れ、崖崩れもそこらじゅうに見られます。
片側が崖の、ひび割れた道路を運転する時にはさすがに緊張しましたよ。。
その3 : 10月31日(日)、新潟市での作業レポート 
新潟市内の繁華街、古町十字路で中越地震災害義援金の募金活動をしました。
民主党の西村ちなみ事務所の関係メンバーでのボランティア活動です。
実は今回が私にとって人生初めての募金活動だったんですよ!
家族で相談して千円札を入れてくれる方、何と1万円札を入れてくれる方、何も言わずに100円玉をさくっと募金してくれる若い女性、そして、実は一番うれしかったのが、10代の、いわゆるちゃらちゃらした若者達が皆で100円玉、10円玉をどんどん入れてくれたことなんです!
今日は午後1時から2時までのたった1時間の募金活動だったのですが、何と8万9千円あまりも集まったとのこと。
皆さん、本当にありがとうございました!
その2 : 10月30日(土)、小千谷市での作業レポート 
小千谷市の高梨集落での作業レポートです。
今回、ボランティア仲間(?)のユミドンさんと一緒に初めは長岡に行く予定だったのですが、長岡は人手が足りているとのことで急遽、被害が大きかった小千谷市に行くことになりました。
高速道を長岡ICで降りR351経由で小千谷市に入ったのですが、越路町あたりから道路の損傷が多くなり、小千谷市では至る所に家屋の倒壊、電信柱の倒壊、塀の倒壊など、大きな被害跡を見ることができます。
今回のボランティア作業は県内の6名と県外からの2名の計8名でチームを作り、高梨集落という所でのボランティアに対するニーズ調査がメインでした。
集落の各戸を回り被災者の方からお話を伺いました。
やはり水道とガスが復旧していないのが一番辛いとのことです。
ガレージ、ビニールハウス、テント、車中での避難生活をしている方も多いです。
現在は救援物資の集積所となっている高梨集落センターの清掃、午後にはそこで臨時に開設された医療救護所(by 燕労災病院)のサポートも行いました。
1時間だけの開設でしたが、16名もの方が診察に訪れていました。
ご老人の方々には安心感を与えたようですね。
たまたま個人ボランティアとして三条市から来ていた看護師さん、お二人も大活躍でしたね。
今回は余震も起こらず、楽しく明るくボランティア活動を行うことができました!
その1 : 10月27日(水)、長岡市での作業レポート 
長岡市の新潟大学付属長岡中学校の避難所(約200名が避難)での作業レポートです。
友人の大平さんと一緒に2人で避難所のスタッフ業務の支援ボランティアを行いました。
避難する方々の受付、食事や水などの物資の移動(力仕事)、避難所の清掃などの業務です。
この日、午前10:40に発生した震度5強(長岡での値)の余震では、避難所となっている体育館内から危険のない戸外に緊急避難した方々のお世話も行うことになりました。
震度5強の揺れ、本当に怖いものでした。


【 11月18日現在のボランティア作業等についてのコメント 】
・十日町市ではライフラインはほぼ普及してる。
・そろそろ雪に対する備え(スノータイヤ、防寒具)が必要となってきている。
【 11月7日現在のボランティア作業等についてのコメント 】
・関越高速道は長岡ICから小出ICの区間も片側1車線で開通した。(制限速度50Km/h)
・越後川口SAは作業用車両の基地になっている。トイレ、売店は使えない。
・越後川口ICから川口町役場、ボランティアセンター方面の道は通行止めで、R117を十日町方面に進み、大崩落した場所を過ぎてから、信濃川を渡って行くことになる。
・ボランティア作業場所には自家用車(4輪駆動、カーナビ推奨)での移動が必要。
・ただし車両の事故はボランティア保険では補償されないので要注意。

【 11月3日現在のボランティア作業等についてのコメント 】
・長岡市では避難所から自宅に戻った方が多くなっている。
・しかし自宅の後片付けのボランティア要望は少ないようである。
・ボランティアセンターで災害復旧作業従事者の証明書をもらうことで、帰りの高速道路代は無料となる!

【 11月1日現在のボランティア作業等についてのコメント 】
・川口町や小千谷市の山間部では震源地の真上ということもあり、被害は相当に大きい。
・まだまだ小学校などの避難所で生活している方が数多くいます。
・道路はひび割れや決壊個所が多いため、運転は慎重に!

【 10月31日現在のボランティア作業等についてのコメント 】
・長岡市では安全が確認された被災家屋の後片付けボランティアが開始されたとのことです。

【 10月30日現在のボランティア作業等についてのコメント 】
・小千谷市内は水道、ガスがほとんど復旧していない。
・道路の欠損個所が多く、運転は慎重に行う必要有り。(特に夜間の走行は要注意!)
・道路のマンホール部分が浮き上がっている個所多数あり。
・長岡側から小千谷市にはR17、R351、R404のいずれも通行可能。カーナビが非常に便利。
・北陸高速道の長岡ICは新潟側、柏崎側の両側からの降りる車で大渋滞。
・現在はまだ個々の家屋での後片付けはできない段階。
・看護士や介護士などの技能を持ったボランティアが重宝される。

【 10月28日現在のボランティア作業等についてのコメント 】
・まだ大きな余震が続いているために、ボランティアとしてできる作業は避難所のスタッフ支援等、危険が伴わない作業に限られている。
・午前9時から受付開始、午後5時までにはボランティアセンターに戻ること。
・派遣された避難所を担当されている長岡市役所の方の指示に従っての作業となる。
・長期に渡って参加可能なボランティア運営スタッフも求められている。
・被災された方々の家での復旧作業のボランティアはまだ行われていない。
 (そのため、今のところあまり大人数のボランティアは不要な感じ)
・避難所での"炊き出しボランティア"は、そのボランティアグループがガスコンロ、鍋、食器、食材、水等、炊き出し全てを自分たちだけで完結できるという条件で行うことができる。
 (1ヶ所の避難所の人数は数百人であることを考えると、かなりの規模の炊き出し用意が必要である)
・北陸自動車道は全線通行可で新潟方面(または柏崎方面)から中之島見附IC、長岡ICまで行くことができる。
・長岡市内の一般道は所々にでこぼこが残ってはいるが、ほぼ通行可能である。
・少なくとも長岡市内の避難所には配給された食料、飲料水は豊富にあるようだ。
・電気ポットでお湯、お茶、コーヒーを飲む、カップ麺を食べることは可能。
・配給される食料は菓子パンが中心のようで、たまに、おにぎりが出るような状況。
・長岡市内中心部の電気、水道はほぼ復旧している模様。
・長岡市内のコンビニは通常営業している。
・避難所の名簿は混乱している時期から作られたもののため、かなり不正確である。
・Excel、DB等の電子化による一元管理化はなされていない。
・避難所の体育館には大きな石油ヒーターがあるため、暖かかった。


【 関連リンク 】
西村ちなみさんのホームページ
大渕健さんのホームページ
さとう信幸さんのホームページ
※ 義援金の募集もしています。よろしくお願いいたします。
ボランティアのための宿「風々」 (新潟市内、ボランティア価格 1泊2,300円)

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