宮澤家WWWサーバ、Bフレッツ接続レポート!

2005年3月3日、ついに宮澤家が光ファイバー、FTTH、Bフレッツ接続となりました!
2001年7月4日にフレッツADSL接続になってから待つこと3年と8ヶ月、ようやく念願が叶ったわけです (^_^)
新津市の荻川地区にある宮澤家はNTTの新津局舎から線路長で6Kmもあり、ADSLではどんなに頑張っても約1Mbpsが限界の速度でした。
今回、1Gbpsの光ファイバーを複数戸で共有し最大100Mbpsの速度(理論値)を提供するNTT東日本のBフレッツ・ハイパーファミリータイプに加入、結果として上り下りとも約30Mbpsのインターネット接続環境を得ることができたのです。
以下は、今回のBフレッツ工事の様子、性能測定結果、そしてtiny.jpという同じドメインでIPアドレスだけを変更するというDNS設定変更作業で大失敗をしたことについてのレポートをまとめてみました。


【 Bフレッツ工事レポート 】

季節はずれの大雪となった3月3日午前、宮澤家への光ファイバー敷設工事が始まりました。
NTTの関連会社、TOSYSの作業員の方が2人で屋外、屋内の作業を行いました。
Bフレッツの工事はやりなれているのか、とても手際が良かったです。

今回は一番近くの分岐点(クロージャ?)から約50mほど、宮澤家の電信柱に光ファイバーをひいてくる作業です。(写真1写真2
我家には既に廃止しているOCNエコノミー回線、ADSL回線が2本、そしてこのBフレッツ光ファイバーと、実に4本もの"通信線"が入ってきています (^_^;)
写真の一番右側がBフレッツです)
これが光ファイバーケーブルです。
右側の2本の黒いケーブルの真ん中から出ている髪の毛ほどに細い青色のものが光ファイバーの正体です!
この細い光ファイバーを守るために左側には丈夫な針金の入ったケーブル、右側の2本は弾性のあるケーブルとなっています。
青い皮膜の光ファイバーはプラスティックではなくて本当のガラスだということです。
光ファイバーケーブルは我家の2階のサーバルームに引き込みました。
以前OCNエコノミー回線を引き込むために使っていた壁の穴をそのまま使いました。
光ファイバーケーブルはけっこうきつい角度で曲げても大丈夫なようですね。
最終的にはこんな角度で室内に引き込まれています。(写真
室内に引き込んだ光ファイバーは"回線終端装置"に接続されます。
この時に外からの光ファイバーと回線終端装置の光ファイバーを接続する作業を行います。
青い皮膜をそぎ落とした髪の毛ほどの光ファイバーの接続作業、特殊な工具(写真)を使うのですが、とても神経を使う作業のようでした。
最後に作業員の方が持参したノートPCを回線終端装置に直接LANケーブルで接続してBフレッツの通信ができるかのチェックです。
画面に"正常完了"が表示されて、見事に工事完了です!
ここまで何のトラブルもなく2時間ほどで順調に作業が終わっています (^_^)

【 Bフレッツ性能レポート 】

1.フレッツスクウェア接続での性能

作業員の方が持参したノートPCをNTTのフレッツスクウェアに接続して性能確認が行われました。(写真
結果は約51Mbpsという値になりました。(測定は下り方向のみです)
本当はもっと速い値、80Mbpsくらいを期待していたのですが、荻川地区でのケーブル分岐が多いためか、こんな値に落ち着いているようです。


2.インターネット接続での性能

次に実際のインターネット接続をしての性能測定です。
PCにフレッツ接続ツールをインストールして回線終端装置に直接接続しての測定も可能なのですが、今回は実際の使用方法であるルータを経由しての性能測定のみを行いました。(写真1写真2
インターネット接続環境と性能測定環境は下記のとおりです。 このspeed.rbbtoday.comでの性能測定はJava VMを使用して、上り、下りの両方向での測定が可能です。
で、実際に測定してみた結果ですが、下りではほぼ30Mbps程度が出るのですが、上りが5〜6Mbps程度しか出ないのです。
ADSLではないのに非対称っておかしいな、サーバ運営の場合は上りが速くないとまずいな、、、って、けっこう悩みました。
実はこのサイトの測定ツールには現バージョン(Ver2.0)と新バージョン(Ver2.5)があるのですが、その新バージョンで測定してみると、上り方向でもちゃんと30Mbps程度が出るのでした (^_^)
ということで、宮澤家のBフレッツによる新ネットワーク環境の性能は、上り・下りの両方向とも30Mbps程度、という結論になりました。
実際の測定結果の一例を下記に示します。

speed.rbbtoday.comによる性能測定結果例 (大手町サーバ)
Ver2.5での測定結果Ver2.0での測定結果 (参考)
SPEED 2.5 (speed.rbbtoday.com)
計測日時 : 2005年3月07日月曜日 13時57分10秒
  下り(ISP→PC): 31.79Mbps
  上り(PC→ISP): 33.18Mbps
SPEED 2.0 (speed.rbbtoday.com)
Date: Mon Mar 07 14:01:44 JST 2005
  Download : 31.8Mbps
  Upload   : 4.94Mbps


【 DNSサーバ設定変更で大失敗。。 】

今回、宮澤家のインターネット接続環境をフレッツADSLからBフレッツに変更するに当たり、固定IP接続のプロバイダーをInfoSphereからINTERLINKに変更しました。
その理由は単純明快です、コストの問題なのです。
フレッツADSLではInfoSphereの"InfoSphere IP フレッツ・ADSLコース IP8タイプ"という固定IP8個のサービスを使っていました。その月額は\11,500です。
これがBフレッツのファミリーコース、IP8タイプになると、月額が\17,000と、\5,500も上がってしまうのです。
対してINTERLINKの"ZOOT for Bフレッツ"という固定IPのサービスは、Bフレッツのファミリータイプ対応の固定IP8個が月額\7,000、固定IP16個が\12,000なのです。(以上、消費税抜き金額)
ということで、今回は今までとほぼ同額であるINTERLINKの固定IP16個のサービスに変更したのです。
NTT系のInfoSphereの方が性能や品質に何となく安心感があるのですが、、、今の所INTERLINKも性能、品質とも問題なく使用できています。

さて、インターネットへの接続回線を変更した場合には、割当てられる固定IPのIPアドレスが変更となります。
(同じプロバイダーであってもIPアドレスは変わります)
しかし、当然ながら宮澤家のドメイン名"tiny.jp"は同じままです。
ということで、ドメイン管理会社(レジストリ会社)へのIPアドレス変更手続き、及び宮澤家で立ち上げているDNSサーバのIPアドレスの変更作業が必要になります。
フレッツADSL接続の時はInfoSpherと同じNTT PCがやっている"名づけてねっと"がtiny.jpの管理会社でした。
今回、プロバイダーが変更になることで、同じドメイン管理会社で引き続きtiny.jpを管理してもらえるのか疑問だったために、事前に確認の質問を行いました。
その結果は大丈夫、とのことで、引き続き"名づけてねっと"をtiny.jpの管理会社とすることにしました。
(ドメイン管理の契約が1年単位であることもあります)

Bフレッツが使用可能になる3月3日に、日本(.jp)のドメイン管理の元締めであるJPRS、JPNICのDNSサーバのns1.tiny.jpエントリ(=宮澤家DNSサーバ)のIPアドレスを変更するように、タイミングを計って変更手続きを行ったのでした。
ドメインのIPアドレスを変更した場合、世界中のDNSサーバが新IPアドレスに置き換わるまでに約72時間(約3日間)が必要だとのことです。
今回は3日の早朝からの変更だから、まあ6日の朝にはtiny.jpの新IPアドレスに置き換わってくれる、という予想でした。
ところが、実際は7日になっても宮澤家WWWサーバにアクセスできないプロバイダーがあったのです。(特に、ぷららやOCNなどNTT系がだめ?)
そこでドメイン管理会社に尋ねてみたところ、私の勘違いが判明しました。
DNSサーバにはプライマリネームサーバとセカンダリネームサーバがあるのですが、今までプライマリは宮澤家のDNSサーバ、セカンダリはInfoSphereのDNSサーバという指定をしていました。
プライマリDNSサーバの内容を変更すれば勝手にセカンダリDNSサーバの内容も変わってくれるものだと思っていたのですが、それが甘かったのです (-_-;)
今回、プロバイダーを変更したことで、もはやInfoSphereはセカンダリDNSサーバのサービスを行ってくれなかったのです。。
まあ考えてみればプロバイダーを変えたのだから当然のことかな、ですが。。

ということで、3月7日夜に宮澤家DNSサーバからセカンダリDNSサーバ(InfoSphereのDNSサーバ)の記述を削除しました。
これであと72時間経てばtiny.jpサーバへのアクセスが正常になるはずです。
確かに、3月10日朝には今までまったくだめだったぷららからの宮澤家サーバへのアクセスができるようになりました!
これでようやく宮澤家サーバの新IPアドレスでのアクセスが安定化したな、よかったよかった、と思っていたら、、、
何と翌日にまたぷららのDNSサーバの宮澤家エントリが古いIPアドレスに戻ってしまい、宮澤家サーバへのアクセスが不可になってしまったのでした。
おかしいな、何故なんだろう、と悩んだ結果、ここでもう一つの設定変更忘れに気が付いたのです。
"名づけてねっと"側の設定にもInfoSphereのDNSサーバ記述が残っていたままでした。
これを削除しなければいつまで経っても古いIPアドレスが生きつづけることになります。

ということで、3月11日夜にようやくすべてのDNS設定が間違いのない状態になったのです。
これで3日後の3月15日朝からは完全に復旧できるはずです。
が、ところがです、実は3月17日になってもぷらら等、一部のプロバイダーのDNSサーバで、宮澤家サーバの古いIPアドレスのものがまだ生き残っていたのです。。
最終的に"アクセス安定化宣言"を出せたのは、ぷららでのアクセスが3日間通して完全正常となった、3月21日になりました。
結局、世の中の全DNSサーバにドメインの新IPアドレスが浸透するのには、約7日間、1週間の時間が必要だった、という結論です。

元々は私の設定ミスが原因で非常に長期間に渡りアクセスの不安定状況をまねいてしまいました。
大変に申し訳ありませんでした m(_._)m


【 月額費用のまとめ 】

以上、合計:\17,800/月 (消費税抜き額)

※ ところで、Bフレッツの屋内配線使用料って、あのたった1mばかりのケーブルの使用料金ってことですか!?


【 宮澤家のネットワーク構成 】

◆ 2005年3月16日現在のネットワーク構成図 (JPEG版)

◆ 2005年3月16日現在のネットワーク構成図 (Visio版)
※ テスト用として、クライアントPC接続用のフレッツADSL(24Mbps)、プロバイダー"ぷらら"の環境も残してあります。
※ Bフレッツの"ひかり電話"サービスが新潟でも提供された時点で、固定電話も含めて全ての通信を光ファイバー1本に統合する予定です。


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