真夏の妙高火打山登山レポート


2000年8月4日追加登録!

[2000年7月29日(土) 早朝は大雨、後、晴れ時々くもり、下界は猛暑 but 山上は涼しくて天国!]

先週、7月21日に引き続き(一週間前の妙高火打山登山レポート)、またまた妙高火打山を登ってきました。
梅雨が明けた後、夏の高山植物が一週間でどう変化するかをこの目で見てみたかったのです。
そして今回は先週とはメンバーチェンジ、初めて2,000m越えの山登りに挑戦するおなじみユミドン、そして私のホームページでは久しぶりの登場の大平さん(火打山は初挑戦)、そして火打山ベテランの私、みやpの3人です。
今回はちょっと年の差があるドリカム状態パーティでの山登りですね (^^;
それでは時間を追ってのレポートをどうぞご覧ください!

[5:00 新潟市出発]
7月29日(土)早朝、4:30に集合、コンビニで食料を調達し、5:00頃に北陸道新潟西ICに上がりました。
途中、高速道走行中にものすごい大雨になり、今日の登山はできるのかな、とかなり心配になりました。この日、新潟県内全域の雨は早朝だけで上がったようでラッキーでした (^^)
左の写真は米山SAの"イカ焼き屋さん"前で撮りました。左が大平さん、右が寝不足気味のユミドンです。この辺で空が明るくなってきました。
右の写真は柿崎IC手前で撮ったものです。高速の標識の向こうに、妙高山、火打山、焼山が見えてます。
ちなみに運転手はみやp、助手席はユミドン、後ろの席から大平さんが撮影です。

[7:45 笹ヶ峰登山口]
妙高高原、笹ヶ峰牧場には7:30頃に到着しました。しかし休暇村の駐車場は既に満車状態でテラノを停められる場所を求めてしばらくうろうろしました。
やはり夏休みの土曜日、人はいっぱい来ているようです。県外車がとても目立ちます。
火打山への笹ヶ峰登山口には7:45に到着、山登りを開始しました。
左の写真の看板によると、笹ヶ峰から高谷池までの所要時間は3:30、高谷池から火打山山頂までは1:30、となっていました。山頂まで合計5時間が標準時間のようですね。
右の写真は火打山登山道に設置してある"合目"標識です。面白いことに火打山山頂は10合目ではなく、16合目となっています。途中の高谷池はたしか12合目です。
ただしこの標識、整備はよくないようで、不完全な設置状況のようです。

[8:30 黒沢]
早朝の雨が原因で登山道は非常にぬかるんでいました。
笹ヶ峰から黒沢までは通常はブナ林の中の快適な緩い登りなのですが、泥に足を取られないように慎重に登ったため、いつもより時間がかかり疲れました。
黒沢は水量の多い川で休憩には最適な場所です。
一番右側の写真は何年か前の大水で橋が流されたために代わりに付けられた"丸木橋"を渡るユミドンです。

[9:20 十二曲り、10:30 富士見平]
黒沢から十二曲りを経て富士見平までが高谷池までのコースで一番きつい登りとなります。
左の写真のとおり、この日は団体客が多く登っていたため、狭いコースのあちこちで"渋滞"が発生していました。時間も余計にかかります。
休日の山での団体客はちょっと迷惑ですね。。。小人数グループで登りましょうね!
中央の写真は富士見平直下で休憩を取るユミドンです。もう疲れきった様子です。でも、"湯上り美人"みたいでちょっと色っぽいですよね (^^;
右の写真は高谷池と黒沢ヒュッテ方面の分岐点、富士見平での記念撮影です。とっても"元気そう"に写ってもらいました (^^)

[11:40 高谷池]
富士見平から先、天狗の池まで厳しい登りはなくなり、景色も広々としてきて高山の感じが出てきます。
黒沢岳稜線の峠を過ぎると火打山と焼山の山頂が大きく見えてきます。
左側の写真は峠を過ぎてすぐに出てくる大きな石の展望台に立っているところです。ここは最高の火打山ビューポイントですね。
ちなみに右側に写っている黄色のシャツを着ている子供は、ノルウェーから来ていた親子連れで、とっても元気に飛びまわっていました。
中央の写真はそのちょっと先からようやく雲が取れた火打山山頂(2,462m)を撮りました。
山頂のちょうど真下に三角屋根の高谷池ヒュッテが見えてます。
高谷池に入る手前に小さな沢があるのですが、この水はちょっと奥の山の斜面から涌き出ているものです。思ったとおり、冷たくてとてもおいしい清水でした。
高谷池のキャンプ場の水は生では飲めませんのでここの清水を補給しておくといいですよ。
右側の写真は本日最初の目的地、高谷池に到着して昼食のおにぎりをほお張っているみやp&ユミドンです (^^)

[12:50 天狗の庭、今日はここで引き返す]
高谷池で昼食を食べてから火打山のハイライト、天狗の庭に行きました。
途中、一番起伏がある部分にはいまだに沢山の残雪がありました。雪の上でしばし休憩です。(上段左側、2番目)
上段左から3番目の写真は雪の下から出てきた植物の芽を撮ったものです。
ここではようやく遅い春が訪れているのでした。
ハクサンコザクラ、イワイチョウ、アオノツガザクラ、ヨツバシオガマ、ミヤマキンポウゲなど、きれいな山の花々が咲き誇っている場所です。ここはまさに"天狗の庭"なのです!
上段一番右は少し降りたところにある池糖周辺に咲いていたワタスゲです。
下段左側は本日の最高到達地点で撮った記念写真です。結局、今日中にまともな時間に下山するには、時間的に無理であることから火打山山頂への登山はあきらめたのでした。
日帰りで山頂まで登るには笹ヶ峰を6:30には出発する必要がありますね。
下段中央は巨大な葉っぱになってしまった、ミズバショウの慣れの果てです。
下段右側は"ユミドン with ハクサンコザクラ!"です (^^)

[13:30 高谷池に戻る]
天狗の庭から高谷池に戻ってきました。
左側の写真は天狗の庭方面から見た高谷池の全貌です。とってもきれいな高層湿原です。
中央の写真は高谷池ヒュッテの内部です。高谷池ヒュッテのホームページ「高谷池通信」はこちらです。
知りたい情報満載の、とってもよくできた、手作りホームページですよ!
高谷池を離れる前に定番の記念撮影です。(右側)

[16:30 笹ヶ峰到着]
一番左の写真は新潟県唯一の活火山、焼山です。実はこの日も雲の切れ間から水蒸気が上っているのが見えたのですが写真には撮れませんでした。
水蒸気爆発(?)の音がちょっと不気味でした。噴火しなければいいのだけど。。。
左から2番目は黒沢まで降りてきたユミドンです。ここまで来ればもう安心、お疲れ様でした!
左から3番目は"笹ヶ峰に無事生還!"の写真です。本当に何事もなくてよかった (^^)
一番右側の写真は沢の中で泥に汚れた靴を、なんと履いたままじゃぶじゃぶと洗っているユミドンです。大胆ですね (^^;

[*** おまけの写真(上信越道新井PAにて、20:00頃) ***]
ということで、真夏の火打山をいっぱい楽しんだ我々は、池の平の"簡保の宿"で温泉に入り(\500)、R18のドライブインで夕食を食べ、上信越道で帰途についたのでした。
ところが何とジャストタイミング、新井PA付近で花火大会に遭遇したのでした。
新井PAにしばらく車を停め、今年初めての花火を楽しみました。
とってもロマンチックできれいな花火でしたよ。
右側の写真、花火を見上げているユミドンですが、よく見ると大平さんも写っているのでした (^^;

以上、ちょっと大作になってしまった「真夏の妙高火打山登山レポート」でした。
長い間、読んでいただきありがとうでした。
今回は時間的な問題から火打山山頂までは到達できませんでしたが、初めての2,000m越え登山を達成したユミドン、とってもよく頑張りましたね (^^)v
そのユミドンをしっかりサポートしてくれた山男の大平さん、どうもありがとうでした。



あっ、しまった、先週との比較レポートをすっかり忘れてました (^^;
では、以下に一週間でどう変わったのかをレポートします。


[ 一週間でどう変わったかのレポート ]
< 2000年7月21日と7月29日との比較 >
  • 高山植物の状態
    • 笹ヶ峰から黒沢間
      ギンリョウソウがあいかわらず多いです。29日、低い場所のものは実になっているものが多かったです。
    • 黒沢から富士見平間
      21日は1つだけ見つけられたシラネアオイは今回、ひとつも見つけることができませんでした。残念。。。
      イワカガミは盛期を過ぎているようです。
    • 高谷池周辺
      21日は池の周辺に咲いていたハクサンコザクラでしたが、だいぶ少なくなっていました。
      コバイケイソウも盛期を過ぎてます。
      21日は見かけなかった(?)モミジカラマツが盛りになってました。
    • 天狗の庭周辺
      21日は見かけなかったワタスゲが29日は盛りでした。
      ハクサンコザクラは相変わらず大群落を形成してました。群落の位置は動いているようです。
      キヌガサソウは相変わらずきれいに咲いていました。
  • 残雪の状態
    • 21日は富士見平の下部にけっこう大きな残雪があったのですが、29日にはほとんど消えていました。
    • 高谷池と天狗の庭間の残雪は一週間で一回り小さくなっていました。
      でもこんな平らな場所に何故雪がいっぱい残るのか不思議です。
  • みやp氏の状態
    • 21日は翌日にほとんど歩けないような筋肉痛になったのですが、今回はまったく痛くなりませんでした。
      足が丈夫になったとのことなのでしょうか?
      それとも最後の火打山山頂への往復をしなかったことが要因かな?


[ GPSデータ公開 ]
今回の山行で携行していたGARMIN社GPS12で取得したGPSの軌跡データ(トラックデータ)を公開します。
このデータをフリーソフトの「カシミール」で読みこみ、国土地理院の数値地図「高田」を用いて表示すれば、今回の我々の行動パターンすべてがわかります。
黒沢から富士見平にかけての急斜面は電波が状態が悪いため誤差が大きいようです。
(上のデータはGPS12で30秒おきにトラックデータを取得してます。実は先週は同じGARMIN社のeTrexを携行していたのですが、トラックデータの取得は"自動モード"しかないため、うまいデータは取れなかったのです。この辺の詳細は別途報告のつもりです。)


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